「たかがにきび、されどにきび」といわれるように、にきびの治療は、正面から取り組むとかなり奥深く、難しいものです。
ニキビは、脂腺の肥大によっておこったり、、毛包内に常在する細菌のニキビ菌などによっておこるもの、毛包開口部の角化による閉鎖面皰(めんぽう)の形成などがあります。
ニキビといってもいろいろあり、毛穴がふさがり、古い皮脂が表皮の下にたまって、皮脂が表皮から盛り上がり白くポツポツがでているものを白にきび。角質層のアカなどで毛穴が詰まり、酸化して黒ずんだものが黒にきび。毛穴がふさがりアクネ菌が増殖したため、炎症が起こって赤く腫れ上がったものが赤にきび。アクネ菌やフドウ球菌などか増殖したため、膿みがでているもの化膿にきびといわれ、真皮層までダメージ受けていて痛みや痒みを伴います。
ニキビは「お肌の爆弾」と喩えていわれることもあります。
にきびがひどい場合、ニキビ跡として赤みがシミのような状態で残ったり肌の表面に凹凸ができてしまうことがあります。この赤みや凹凸は改善するのに時間がかかったり、一生跡になったりといったことがあるのです。
現在の保険治療では、ビタミン剤の内服と抗生物質の内服・外用を主体にしたものですが、なかなか満足の得られる治療結果は得られるものではありません。
炎症の進んだにきびは、跡の残りにくいよう、一番いい角度から、ハリを刺し圧出器で丁寧に圧出します。
ケミカルピーリング、サリチル酸ピーリングなどはにきびの予防、にきび跡の改善によいでしょう。
ビタミンC誘導体ローションは、毛穴に皮脂が詰まるのを防ぎ、にきび跡の色素沈着にも効果があるとされています。
にきびに効果的な殺菌作用のある青いランプを使った光治療や、Co2フラクショナルレーザーでのニキビやニキビ痕へのアプローチ、外用レチノイド(アダパレン)などを用いる治療法もあります。
にきびは、あまりに大きく化膿してひどくなってしまうと切開して膿をださなけらばならない状態になることももあります。
特に大人のにきびなどは治りにくく、外用剤など間違えたものをむやみに用いると悪化する恐れもあります。
早めの治療を心がけてください。
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