皮膚の表面は、網の目状に細かい溝になっているのが皮溝、そして少し盛り上がって見えるのが皮丘です。通常キメ細かい皮膚というのはこの皮溝が狭く浅く、ととのっているものをいわれます。
皮膚は、大きく分けて外側の約0.1~0.3mmの表皮、真皮、内側の約2~3mmの真皮、そして皮下組織という3つの層からできています。
表皮は、角質層、透明層(手足など)、顆粒層、有棘層、基底層でできています。
角質層は、表皮の水分を10~20%保って皮膚をしっとりとさせる役目があり、10%以下になると肌荒れといわれる状態となります。 透明層は、手足など皮膚の厚い部分に認められる核のない層です。顆粒層は、化学物質などを防ぐ、乾燥防止などの役割をします。 有棘層は、栄養を補給する役割をします。基底層は、メラニン色素を保有します。
基底層の細胞が、分裂を繰り返し約14日かけて徐々に上に押し上げられ、角質層となり、14日ほどでやがて剥がれおちていくことが、ターンオーバーといわれています。 こうしたターンオーバーの周期は約28日といわれていますが年齢や代謝によっても違います
真皮は皮膚の中で面積に一番広い部分で、乳頭層、乳頭下層、網状層があり、膠原繊維、弾力繊維からなり、毛包、起毛筋、汗腺(アポクリン腺、エクリン腺)神経、血管などがあります。 乳頭層、乳頭下層は線維成分は疎であり,毛細血管,知覚神経末端, 細胞成分に富んでいます乳頭層、乳頭下層は表皮と真皮をつなぎ皮膚の弾力などを左右しています。網状層は、真皮の大部分を占め,コラーゲン、エラスチンなど繊維成分が密になっています。
皮膚の色は、皮膚組織内のメラニン色素の量などが大きな要因としてあげられています。
メラニン色素はメラノサイトという細胞からつくられ、主に基底層に存在しています。紫外線の吸収を制御するために、メラニンを多くつくりだし肌を黒くします。
肌老化防止は、紫外線を避けること、皮膚を乾燥から守ることといわれています。
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